炎炎ノ消防隊の漫画ネタバレや感想と1巻無料試し読みを紹介

炎炎ノ消防隊

火事が起きた時、現代では消防車などで水を使って火を消し止めますね。
しかし、ファンタジー要素を取り入れて、水以外で対処できるものがあるとしたら……?

今回紹介する「炎炎ノ消防隊」は、炎に対して炎で立ち向かう人々の話です。

炎はものを燃やすだけのものではない。
誰かを助けるために炎を使えたら―――!

そんな話に興味のある方は、ぜひこの記事をご覧ください!

炎炎ノ消防隊のあらすじ 

舞台は東京。
ある日を境に、突然人が燃え出す「人体発火現象」が起こる世界。
人体発火を起こしてしまった人を葬るため、特殊消防隊という組織が出来ていた。
その消防隊の新人「森羅 日下部」は第8特消防官隊に配属される。

過去に母と弟を火事で失ったシンラは、その火事の真相を調べるため、そしてヒーローになるために消防官になった。
果たしてシンラは、真実までたどり着けるのか―――?

燃え出した人「焔ビト」と、炎を操る消防隊。
炎と炎のぶつかり合いをご覧くださいませ!

「炎炎ノ消防隊」第1巻ネタバレ

「俺はヒーローになる …いや、ならなきゃいけないんだ」

太陽暦佰九拾八年、今の世界とは違う東京
その世界では、普通の人が突然燃え出し、「焔ビト」となる人体発火現象が起こっていた。

森羅日下部は、配属初日に電車のホームで車内で発火した焔ビトと遭遇する。
そこに現れたのは、特殊消防隊の隊員たち。
怪我人を出すことなく、無事に鎮火させた隊員たち。その中に入って働くのがシンラの希望だった。

足から炎を出して操り、戦うシンラは、第8特殊消防隊に配属される。
この世界で怖れられている人体発火の被害者たちには世代があり、焔ビトとなって暴走してしまうのは第一世代の被害者。
後に現れた第二・第三世代の被害者たちは炎に適合し、暴走することなく炎を操れた。

シンラは幼い頃、母親と弟を失った。
その時の火事はシンラの力のせいによるものだと結論付けられたが、シンラはその火事が起こった時、自分以外の誰かがいたのを見ていた。しかし子供であったシンラの言葉は周りの大人たちには届かない。

それ以降、消防官になるためにシンラは自分の炎の操り方を学ぶ。
シンラはあの火事が起きた時以来、妙な癖がついてしまっていた。喜や楽の感情ではなく、緊張すると顔が勝手に笑ってしまうのだ。
自分が起こした火事で家族を焼きながら、いびつな笑顔を浮かべるシンラは「悪魔」だと言われていた。

シンラが配属された第8特殊消防隊には、炎を操れないがかつて消防士として活躍した第8特殊消防隊大隊長の秋樽桜備、自ら発火は出来ないが炎の操作や制御が可能な第二世代の武久火縄茉希尾瀬、焔ビトを看取るためのシスターであるアイリスがいる。
大隊長はシンラの「悪魔」と呼ばれる笑みを見ても「可愛い奴だな」と笑い飛ばし、大隊長の人柄にシンラは安心を覚えた。

そして入隊初日の夜、焔ビト発生の知らせを受け、第8特殊消防隊が出動する。

「俺、スーパーヒーローになる! ヒーローになってお母さんも弟のショウも守るよ!」

かつて母と交わした約束を思い出しながら、シンラは現場である工場内に隊員たちと入っていった。
焔ビトになったのは工場長の妻で、「妻を眠らせてやってください」と、夫の工場長はシンラたちに訴えた。
炎が燃え盛る工場内で、シンラは過去の火事を思い出してとっさにひるんでしまうが、大隊長と火縄の言葉で冷静さを取り戻し、その足から発せられる炎を使い、1撃で焔ビトを鎮魂させた。
妻が苦しむことなく鎮魂されたと知り、工場長は「ありがとう」と涙する。
それは「悪魔」と呼ばれていたシンラが初めて受け取った感謝だった。

初出動を無事に終えたシンラは、大隊長から「消防官新人大会」があることを知らされ、新しく配属されるもう1人の新人とシンラが大会に出ることに。
新人大会には他の隊の隊長クラスの人間もやってくる。
シンラが家族を失った火事の時、鎮火にやってきたのは第1消防隊。その時に見た第1消防隊の隊長なら、火事の真相を知っているのではないか
他の隊長に会えることを期待するシンラは、自分以外の新人と遭遇する。

アーサー・ボイルと名乗った新人は、訓練校でシンラと不仲な男だった。そしてシンラ曰く、アーサーはとてつもない「馬鹿」らしい。
再会して早々に喧嘩を始める2人に、火縄はマキと手合わせするよう命じた。
マキが凄腕の第二世代とはいえ、第三世代の2人を同時に相手に出来るのか?

不安を感じるシンラだが、第二世代のマキは発火こそ出来ないものの、炎を自由自在に操れる。自分が第三世代の能力者であることを過信しているという火縄の指摘通り、マキはシンラとアーサーが出した炎を自分のものとして扱い、あっさりと2人を圧倒させた。
まだまだ自分は弱い。
それを自覚したシンラは、もっと強くなることを胸に誓う。

アーサーも加わり、第8の新人は揃った。
新人にタメ口を使われても気にしない桜備に、アーサーもすっかり懐いていた。
そんな時、焔ビト出現の知らせを受け、第8部隊が出動する。
エクスカリバーという武器を持つアーサーとは違い、対焔ビト用の武器を持たないシンラに、桜備は七式消防戦斧を渡す。
そして出動の時、桜備は武器は防火コートの中に隠し、公には見せるなとシンラとアーサーに言い聞かせた。
エクスカリバーという武器を誇りにしているアーサーが何故だと問うと、桜備は自分たちが行っていることは「人殺しだからだ」と答える。

焔ビトは滅するべき存在だが、元々は「人間」であり、誰かの「家族」だ。残された遺族は大切な家族を奪われる。
そんな遺族の前で殺しの道具である武器を見せるな、と。

今回、焔ビトになったのは少女の父親で、その少女は2年前にも母親を焔ビトとして失っている。
両親が焔ビトになり、いつか自分も焔ビトになってしまうのではないかと少女は怯えていた。

桜備からの言葉をシンラとアーサーが考えていると、突然現場の炎が髑髏のような姿に変わり、その髑髏はまるで皆を嘲笑っているようだった。
自我のない焔ビトがこんなことをするとは考えにくい。
最近は現場で不可解な事故が多発しているらしく、シンラたちは慎重に火事現場である民家に入っていく。

焔ビトになった男性は、暴れることなくリビングの椅子に座っていた。
何もしないでいるとはいえ、焔ビトになってしまった人間は、自分が燃える激痛を耐えている。シンラは少しためらうが、アーサーが1撃で男性を鎮魂した。

その時、突然天上が爆発する。
慌てて皆が非難するが、桜備だけがリビングに残っていた。リビングに置いてあった家族写真を手に取り、桜備も脱出する……その直前に天井が崩れ、桜備は瓦礫の下敷きになってしまう。
他の隊員が狼狽えるが、桜備は瓦礫を押しのけて自ら脱出してきた。

誰の仕業か知らないが、こっちも伊達に鍛えていない。遺族の思い出が詰まった現場を荒らすなんて許さない。

そう口にする桜備の表情は、普段の優しい桜備からは想像もできないほど怒りに満ちていた。

鎮魂を終え、現場から出る時、アーサーは桜備に言われるより先に、エクスカリバーを上着の下に隠した。焔ビトの鎮魂の重さが、改めてわかったのだ。

外に出た桜備は、両親を失った少女に、リビングにあった写真を差し出した。

「お父さんは勇敢に炎に立ち向かいました。お父さんもお母さんもあなたを炎から守ってくれたのでしょう」

桜備から写真を受け取り、少女は両親を想って涙した。
こんな思いをする人が増えないよう、発火現象の原因を見つけて止めるんだ。と、シンラは心の中で思ったのだった。

そして、消防官新人大会の当日。
様々な来賓の人を横目に、シンラは第1の隊長を探していた。
そして第1の腕章をしている男を見つける。話そうとするが、第1の隊長はシンラが名乗ると表情を変えた。
「何か隠している――――?」
そう思うシンラだが、第1の新人、環古達に邪魔をされる。ラッキースケベられ体質なタマキに振り回され、結局、何も聞けないまま大会が始まる。

火事場に見立てた建物に突入し、障害を突破して要救助者を助け、最も早く焔ビト役の隊員の元にたどり着け。
シンラやアーサー以外にも新人隊員が集まり、いよいよ競技が始まった。
スタートと同時に皆が駆け出す中、シンラだけは走らず、足の炎を使って飛び、あっという間に建物上部分までたどり着く。
要救助者役の人を探していると、焔ビト役の人が倒れていた。救助者役ならともかく、なぜ焔ビト役の人まで倒れているのか……。
狼狽えるシンラの前に、見知らぬ男が現れる。

「俺に集中しろ”悪魔の足跡”」

それは訓練校時代のシンラの通称。
救助者役と焔ビト役の人まで倒した男は怪しく笑った。

「十二年前…お前の身に起きた火事のこと…知りたくねェか?」

シンラのことを事前から知っていて、さらにその過去まで知っているように匂わせる。
果たしてこの男は何者なのか――――?

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ここまでが1巻のネタバレになります!
いかがでしたでしょうか?

突然、人間が燃え出す、という斬新な話ですが、そんな設定だけでなく、キャラクターもとても魅力的なのです。
緊張すると笑ってしまうシンラ、火の耐性がないのに炎の中に突き進む桜備、穏やかな隊長の代わりにS気味な火縄など、個性的なキャラが多いです。物語だけでなく、キャラクターのことを考えるだけで楽しくなります。

特に意外なのがマキさんでしょうか。
炎の塊をかき消したり、シンラやアーサーの炎すら操れるカッコいいマキさんですが、普段はどこか抜けていて、運命の相手に憧れている乙女。シスターのアイリスさん曰く「頭の中はお花乙女畑」なのだそう。
それに加えてアーサーはとても馬鹿なので、賑やかな話です。

この漫画の作者さんは「ソウル・イーター」を描いた大久保篤さんですが、内容を知らずとも「ソウル・イーター」を知っている人は多いのではないでしょうか?
以前にヒット作を生み出した方なので、期待も大きく、評価も楽しみな作品ですね。

炎炎ノ消防隊は週刊誌で出されていますので、月刊の漫画より更新速度は早いです。
単行本漫画も短い期間で次々出ています。

炎炎ノ消防隊に惹かれた皆さん、置いて行かれないようしっかり追っていきましょう!


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