千年迷宮の七王子のネタバレや感想と1巻無料試し読みを紹介

千年迷宮の七王子

最近「脱出ゲーム」というものが流行っていますね。
とある場所からの脱出劇はとてもスリルがあります!
やってみたいけれど、実際に体験することは難しいもの。

そんな方たちに、とある漫画をご紹介します!

「千年迷宮の七王子」という作品です。
タイトルから察せられる通り、千年迷宮に閉じ込められ、仲間と助け合って命がけで城を脱出するゴシックファンタジーな物語です。

千年迷宮の七王子のあらすじ

まずはあらすじをどうぞ。

マーレ島という平凡な国で育ったユアン・ジュノーは、ある時、目覚めたら見知らぬ場所にいた。
地下深くの牢獄のようで、出口である上にも1人では登れない。そんな時、ロープを使ってユアンを助けてくれたのがロレンスだった。
ロレンスも気が付くとこの場にいたようで、ここがどこなのかは知らない。
とりあえず脱出しようとユアンとロレンスは地下を出る。
その先々でユアンが出会ったのは、泥棒の親玉であったりその盗賊を捕まえた名探偵であったり、歌手市民運動家など、世間に名の知れた男達。
その中で唯一、誰も存在を知らなかった「ユアン・ジュノー」。
ユアンの正体はどうあれ、この場所から脱出することを考えるが、窓も扉もすべて外側から封鎖されていた。
そして建物の様子から、ここは伝説の「千年迷宮城」なのではないかと推測される。
古くに言い伝えがある千年迷宮城に閉じ込められた男たちは、果たして無事に脱出できるのか――?

何も聞かされないまま監禁された男達ですが、これはただの脱出劇ではなく、次世代の皇帝を選ぶためのものだったのです。
それぞれ複雑な過去を持つ7人は、城を脱出し、皇帝を選ぶことはできるのか?

スリル満載の物語です。
興味のある方はぜひこの続きもご覧になってください!

「千年迷宮の七王子」第1巻ネタバレ

むかしむかしあるところに、とても大きな帝国がありました
ところがある嵐の夜、皇帝が急な病で命を落としてしまいます
皇帝の亡骸のまわりに集まった七つの国の領主たちが、ヒソヒソと悪だくみを始めました

「あの一人息子の皇子さえ亡き者にしてしまえば
我ら七人のうち誰かが皇帝の位を手にできる」

そして、皇子は地下の千年牢に入れられてしまった。
そんな夢を見たユアンが目覚めると、そこは見知らぬ建物の部屋だった。
とても狭く、窓も出口もない。混乱するユアンに上から声が届く。そこで上に穴があることに気付き、ユアンは青年の手を借りてその部屋から脱出した。

ユアンを助けたのは、ロレンス・アクロイドという青年。ロレンスもまた、気が付いたらこの場所にいたのだという。

「ここがどこなのか知らないが、まるで中世の地下牢だ」

そしてユアンが居た穴は、「千年牢」に似ている。
ロレンスとユアンが話していると、突然建物が揺れた。床が割れ、水があふれてくる。

突然の浸水に驚きながらも出口を探すが、唯一あった扉は向こう側から鍵がかかっていた。
水はあっという間に押し寄せ、ユアンとロレンスは危うく溺れかけるが、助けを求めたユアンの声に、扉の鍵が開いた。

水から解放されたユアンとロレンスが見たのは、どこかチャラい男。
その男はタイタス・ラムという名で大盗賊団のリーダー。タイタスは盗賊らしい持ち前の技である鍵開けで鍵を外し、扉を開けてくれたのだ。
話を聞くと、タイタスは捕まって独房にいたのだが、眠ってしまい、気付くとこの場所にいたらしい。

そして、タイタスの近くにいたのは名探偵メサイア・リード。盗賊団のタイタスを捕まえた本人だった。
メサイアは探偵らしく、何故ここに自分たちがいるのか、大まかな予想がついてきたという。

浸水から逃れるため4人はとりあえずその場を離れ、出口を探すことに。
するとまた地震が起こり、飾られていた石像が倒れてきた。慌てて逃げるが、ユアンだけが石像の下敷きになりかけた時、ユアンを引っ張って助けてくれた男がいた。

その男の名はギデオン・レッドフィールドという、今一番注目されている若手市民運動家
そしてギデオンと共にいたのは盲目の歌手ザン・オーデュポン
この2人も世間で有名な人間だ。そしてユアンは知らなかったが、ロレンスもまた「無敗のL.A」という名を持つほどの剣術家だった。

城を調べて完全に閉じ込められたとわかり、メサイアは閉じ込められた理由を推測する。
この国は一代君主制で、皇帝と7人の領主である七侯が国の頂点に立っている。
ユアンたちは皇帝候補に選ばれ、誰が皇帝となるのかを決めるためだろうと。
だが、他のメンバーが候補に選ばれたのはわかるが、ユアンだけは誰もその存在を知らなかった。
ユアン自身も、皇帝候補に選ばれる理由などわからない。

皇帝になれずとも、残りは七侯となる。
もし次期皇帝を決めるために連れてこられたならば、皇帝と七侯を合わせての8人には人数が足りない。
あと2人、この城のどこかに誰かがいるのだろうか?
揺れと浸水が止まっている間に、6人は手分けして他に誰かいないか探すことに。

辺りを捜索しながら、ユアンはロレンスに「自分は場違いではないか」と話す。
ロレンスは「確かにユアンは皆とは違う」と話し出した。

ユアン以外の皆は世間に注目されている立場で、その身の安全のために用心する必要があった
国を治めるならば、それくらいの危機感は必要だが「皇帝」は違うとロレンスは言う。
人を信じられない皇帝は悲劇を生む。

かつて存在したイグニス王朝は、ユアンが知っている伝説では、外に知らせも出せないほどの嵐の日に皇帝が急死したのだが、なぜか次の朝には皇子と七人の領主全員が死んでいるのが確認され、王朝は滅びた。
一晩の間に何が起こったのかは今でも謎のままだとされている。
しかし、ロレンスは領主たちは「城に殺された」という説があるらしいと話す。
イグニス皇帝は周りの人間を全く信じておらず、城の中に自分を守るための仕掛けを張り巡らしていた。七人の領主と皇子はその仕掛けにかかって死んだ。
朝が来てその惨状を目にした人々は城に呪いがかかったのだと思い、今後誰も出入りが出来ないよう、すべての窓や出入り口を封じた。
王朝は滅び、やがて名前も存在も忘れられ、「千年迷宮城」という伝説だけが残った。

イグニス様式の技術は一切受け継がれていないので、イグニス様式であるこの城はなんなのか?
そう話していると突然悲鳴が聞こえ、ユアンとロレンスは走り出す。着くまでにユアンが見知らぬ女の子とぶつかるが、悲鳴の主であるだろう少女は何も言わないまま逃げ去ってしまう。
そしてユアンとロレンスが部屋を見てみると、そこには首のない死体が……!
その部屋には床に仕掛けがあり、踏む床を間違えると斧が飛んでくる仕組みになっていた。
残された時計に記された名から、死体は首都大学の数学科主席のアマデウス・フロックハートだとわかり、アマデウスも皇帝候補に選ばれてもおかしくない有名人だ。

皇帝候補の1人が死んだ。

そんな状況の中、ザンが居なくなってしまう。慌ててザンを探しに行くが、ロレンスは疑問を抱えていた。
アマデウスが死んでいた部屋は四百年前の事件で、七人の領主の一人が死んでいたとされる「首狩りの間」で、首がない状態で発見されたという。

皇帝継承を決める夜に全員が城の中に足止めされ、同じように命を落とす。
これは偶然なのか―――?

そしてザンを探していたユアンはポケットに見知らぬ紙が入っているのに気付く。
その紙には「貴方は命を狙われている」と書かれていた。最初は持っていなかった紙をユアンに渡したのは残りのうちの誰なのか?

ほどなくして、ザンは少女と共に発見され、その少女が知っていた隠し扉で浸水から逃れるため上に進む。
その先の部屋には4つの扉があり、その扉には押す仕掛けのボタンがあった。
メサイアの推理で4つの扉に2人ずつ入れば開くのだとわかるが、アマデウスがいないのでここには7人しかいない。誰か1人を残していかなければ扉は開かない……?
浸水も進んで時間が迫る時に、ユアンが少女を抱き上げた。
「2人で1人になればいい」
おそらく仕掛けは重さで人数を確認しているので、小柄なユアンと少女ならば共にいても1人分の重さだと仕掛けに思わせられるのではないか?
ユアンの考え通りに試すと仕掛けは作動し、3つの部屋に分かれたものの、上に進むことが出来た。

その部屋には砂時計があり、この砂が落ちれば先に続く扉も開くのだろうとわかり、各部屋で時間を過ごす。
そんな中、キャトリーンだと名乗った少女だが、ユアンと同じ部屋に入ったロレンスが勘付き、確かめた結果、その少女は男であり、オーガスト・モーガンという富豪の跡継ぎだった。
そしてこの城はモーガン家が借金のかたとしてもらい受けた「千年迷宮城」そのものであるとわかる。

砂がすべて落ち、開いた扉の先で7人は無事に合流できた。
次の部屋の仕掛けは、色で分かれた8つの床にそれぞれが立つこと。しかし、7人しかいないので仕掛けはまた動かない。
そこでオーガストとタイタスが1人が2つの床を踏めばと挑戦するが、ルールを破ったせいでオーガストとタイタスの立っていた床が開いてしまう。
2人が床を踏む前にそれに気付いたユアンとロレンスは、オーガストとタイタスをかばって穴に落ちてしまう。

穴の下には揺れる板があり、1点で支えられている板は下手に動けばそのまま奈落に落ちるようだった。
一度でも8つの床を踏んだので次への扉は開き、タイタスとメサイアが2人を助ける物がないかと探しに行く。
その時にメサイアはタイタスを見失ってしまうのだが、縄梯子を見つけたので先に2人を助けようと部屋に戻った。メサイアが持ってきた縄梯子にユアンが掴まったその時、浸水の揺れがきて、ロレンスが残った板とユアンが掴まった縄梯子がきしむ。
縄梯子は切れてしまうが、ユアンはギリギリ部屋に上がることが出来た。しかしロレンスは奈落の底に落ちてしまった

ユアンはなんとかしてロレンスを助けようとするが、建物の揺れが来たのは再び浸水が始まった証拠。
メサイアが「先に進むことの方が重要だ」と、無理やりユアンを気絶させて先に進む。

「縁があればきっとまた会える。舞台から去った者も」

意味深な言葉を残して、メサイアは部屋を出た。
そんな時、オーガストはタイタスを探そうと提案した。オーガストが言うには、タイタスはこの城の地図を持っているらしい。
その地図を見ればロレンスを助けに行ける道もあるのではないか?
手分けしてタイタスを探すしていると、オーガストがうっかり隠し扉にかかってしまう。すると、その隠し扉の先には椅子に縛られたタイタスが――――!

この間にタイタスをこんな状態に出来たのは、メサイアだけだ。

不可解な行動をとるメサイアの目的とは————!?

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以上が1巻のネタバレになります。
命をかけた脱出劇、少しはスリルを感じられたでしょうか?

「千年迷宮の七王子」は4巻で完結していますが、この話は城から脱出するだけでなく、次期皇帝を選ぶ必要があります。
最終的に皇帝に選ばれる者がいるわけですが、それは皆で話し合ったというわけではなく、様々な障害を乗り越えていくうちにそれぞれがこの人が皇帝にふさわしい」と思える出来事が個別で起こるのです。
1人ずつ皇帝を認めていく様は、確かに国を治められるようなカリスマ性があり、見ていて壮観でした。

城の仕掛けが本気で候補者を殺しに来ているのは何故なのか?
最後に皇帝に選ばれるのは―――?

「千年迷宮の七王子」は既に完結している作品だと先程書きましたが、この事件が終わった後の続編の連載が決定されています。
まだまだ面白さの多い作品ですので、是非、原作の漫画を読んでみてください!


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