『水玉ハニーボーイ』の感想とネタバレや漫画試し読みを紹介

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皆さんは、格好いい女性に出会ったことはありますか?
凛々しさを持ち、男を打ち負かす強い女性。
様々な人がいるこの世界には、もちろんそんな人もいるでしょう。
けれど、そんな人がいても他人に事情は分からないもの。
だったら漫画で見てしまいましょう!

もし格好いい女性が恋をするとしたら、どんな相手を選ぶと思いますか?

今回ご紹介する「水玉ハニーボーイ」は、格好いい女の子とそんな少女に恋をした男の子の物語です。
しかし、少女に惚れたのはただの「男の子」ではなかった!?

高校生の恋愛をコミカルに描いた「水玉ハニーボーイ」、まずはあらすじをどうぞ!

水玉ハニーボーイのあらすじ

☆☆☆

剣道部の主将であり、とても強い仙石芽衣は、その強さ故に「」の異名を持っていた。
そんな芽衣はさっぱりした印象からか、同性の子に告白されることもよくある。
ある日、芽衣に告白をしに来たのは、藤司郎。
あたしと付き合ってください!」
そう言った藤は男だが、学校でも口調や仕草が女子なのだと有名だった。
男と女ではあるが、中身はまるで正反対。
果たして2人の恋の行方は―――?

☆☆☆

あらすじをご覧のとおり、侍と称される少女に告白してきたのはなんと男の娘
早くもコメディらしさが出ていますが、オネェ男子侍女子のコミカルな物語をぜひ読んでみてください!

<span class="f14em“>「水玉ハニーボーイ」第1巻ネタバレ

困ったな。これは初めてのパターンだ。

中、高共に強豪の剣道部主将をしている仙石芽衣。
腕っぷしが強く「格好いい」と評判の芽衣は、同性の女子から告白されることも多い。

ある日「放課後、裏庭で待ってます!」という手を受け取った芽衣が裏庭に行ってみると、待っていたのは隣のクラスの藤司郎。
藤は正真正銘の男だが、中身は女の、いわゆるオネェだった。

あたしと付き合ってください!」

いつもと変わらないはずの告白だけど、相手はオネェ。
藤の恋愛対象は女子なのか男子なのか?
戸惑う芽衣だが、男であろうと女であろうと、今は恋人を作る気はないと断った。
この前、助けてくれたでしょう、という藤に、私が君を助けたのは善意であって、好意じゃないとはっきり否定。
芽衣は告白を断ると共に、送られたお菓子を返した。

男子とトラブルになった女子生徒をかばい、男子から助ける芽衣。
うっかり取れかけていたボタンをその場でささっと縫い直してしまう藤。

女子なのに侍だったり、男子なのに女子力が高かったり。
学校でも有名な2人を見ている周りの生徒は、こんなことを思うのだ。

「あの2人って、どんな人を好きになるのかな」

告白の翌日、藤は再び芽衣を呼び出した。
そして、助けてもらったことは嬉しかったけれど、好きになった理由はそれだけじゃないと話した。

怪我をした藤を保健室まで連れていき手当てをしてくれた芽衣に、藤はお礼に家庭科部で作ったクッキーをあげのだが、芽衣はあまり甘いものが得意ではない。
剣道部は家庭科部からよく差し入れをもらうのだが、いつも1人だけ甘さ控えめのお菓子を作ってくれる人がいて、それだけはいつも芽衣がもらっていた。
その子の差し入れには、必ず水玉のリボンがついていた。
そう、藤が保健室で渡したクッキーにも、水玉のリボンが付いていたのだ。

「うっかりしていたよ。君だったのか」

そう言って笑う芽衣を見て、藤にとって芽衣が「特別」な人になったのだ。
1度は断られたけれど、諦めないから覚悟してと藤は芽衣に宣言した。

その日から、芽衣の下駄箱に妙なものが入っているようになる。
初日は薔薇、次の日は手作りのぬいぐるみ。
そして遅くまで部活をしていた芽衣を藤はさりげなく家まで送り、これが女の子扱いか、と芽衣は複雑な気持ちを抱く。

お昼休みに芽衣が学食で買ったうどんを持って席を探していると、藤がやってきて、芽衣のうどんと自分のお弁当を取り換えてしまう。
スポーツしているのだから、ちゃんと食べて、と藤が言うと、芽衣は満面の笑顔で「ありがとう」と返した。その笑顔に「2人きりだったら抱き締めてたわ」と呟く藤に、芽衣は思わず赤面した。

その日、芽衣が家に帰るとポストに荷物が。
水玉模様の紙で包まれていた荷物を開けると、中に入っていたのはウエディングドレス!?

さすがに不愉快だと感じた芽衣は、以前に受け取ったぬいぐるみとドレスを藤に返そうとするが、藤に心当たりはないらしい。
藤ではないならいったい誰が——?

少し不安になるが考えすぎだと思い、下校する芽衣。
すると途中で急に引っ張られ、芽衣は路地裏に連れていかれてしまう。
芽衣を待ち伏せていたのは、まったく知らない男の人。男は勘違いどころか自分の妄想を押し付けて「一緒に暮らそう」などと言い出す。いつもなら倒せるのに、引っ張られたときに足を痛めてしまい、芽衣は手が出せない。

藤君といい、変な男ばかり寄ってくる。一瞬そんなことを考えるが「違う」と芽衣は気付いた。
藤君はオシャレも料理もできなくて剣道くらいしか取り柄のない自分を女の子扱いして守ろうとしてくれる。そんな気持ちが嬉しかったんだ。
そう気付いた時、芽衣を追ってきた藤が路地に現れる。
自分がオネェであることを利用して、藤は男を追い払った。
何故相談しなかったのかと聞かれて「1人でも平気だと思った」と答える芽衣に、藤はこう諭した。

「仙石さんは強いわ。でもそれは誰かを守ろうと思うからよ」

剣道でも、主将として仲間を率いているから強いのだと。
女の子なのだからもっと自分を大切にしなさい。無理しなくてもあたしが守ってあげるわよ。そう言う藤は芽衣の抗議も聞かず、お姫様抱っこで芽衣を家に送った。

足の怪我が良くなったころ、自分の気持ちがわからないから、芽衣は藤と同じようにお菓子を作って答えたいと思い、お菓子の作り方を藤に尋ねる。が、藤が両腕を筋肉痛で痛めていると知り、芽衣は「私が重かったとでも言いたいのか!?」と激怒。もう知らない!と去ってしまうのだった。

体育祭の実行委員が準備に追われ雨に濡れた時、芽衣は剣道部のタオルを相変わらずの恰好よさで差し出した。
体育祭の実行委員だった藤はタオルの礼を言いつつ、借り物競争の借り物を皆勝手に書くから怖いわー、などと呟く。
「頑張れ」と他人事のように答える芽衣に、藤は借り物競争で「好きな人」というワードがあるから、もしそれを引いたら一緒に走ってね!とアピール。
藤は良い人だし彼のことが好きなのではと思ったが、他所事に気を取られて負傷するなんて駄目だ、と芽衣は自分に言い聞かせる。

体育祭を翌日に控えた日、芽衣と藤が登校すると教室で皆が騒いでいた。ここ1カ月の間、女子の私物がなくなることが頻発していたのだが、今日もまた盗まれたらしい。
体育祭準備で業者の人も出入りするので、外の人間が入りやすいのかもしれない。
明日の体育祭が不安だと言う女子生徒に、もしそんな奴がいたら「倒す!」と芽衣は宣言するが、先日のこともあるので藤は少し心配そう。

そして迎えた体育祭。
お昼も無事に終え、藤が出る借り物競争が始まった。
友達が財布を取りに教室に行ったので、芽衣は1人で藤を見守る。
走り出した藤は、借り物の紙を見て、誰かを探しているようだった。そして芽衣を見つけると走り寄ってくる。

1つだけ「好きな人」ってワードがあるから、あたしがそれを引いたら一緒に走ってね。

とっさにそんな言葉を思い出しながら、芽衣は藤と一緒にゴールする。
藤が芽衣の処に来たのが「好きな人」という借り物だった場合、みんなに知られると動揺する芽衣だが、紙に書かれていたのは「強い人」!?

思わず芽衣は怒ってしまうが、強くあることは芽衣が望んでいることだ。それなのになぜこんなに苛つくのか?
そんな時、誰かそいつを捕まえて!と女子生徒の叫びが聞こえてきた。財布を取りに教室に戻った女子たちが、女子の私物をあさっている男を発見したのだ。
男は刃物を取り出して女子生徒を人質にしようとした走ってきたが、男がつかんだのは藤の腕だった!?
オネェの藤を見て変態だなんだと男が騒いでいると、近くにあった旗をつかみ、芽衣が男を倒す。
確かに芽衣が「強い人」だというのは証明され、体育祭は無事に終了した。

体育祭が終わったあとに雨が降り出し、傘を持っていない芽衣の処に、藤がやってきて相合傘をしない?と誘ってくる。
てっきり断られると思っていた藤だが、予想に反して芽衣は素直に藤の傘に入ってきた。
そして芽衣は藤に「怪我はしてないか?」と尋ねる。窃盗犯が現れた時、男が人質にしようとしていたのは芽衣だ。藤が自分をかばって捕まったのに芽衣は気付いていたのだ。

また「守られた

強くありたいのにストーカーの時も今回も守られて、モヤモヤを抱える芽衣の前に、ある男が現れた。
「お前が”守られる”などそこまで弱くなったのか!?」
熊を担いでそう言ってきたのは、剣道部の先輩である七緒だった。

七緒は1年前に失踪して騒ぎになったのだが本人曰く修行をしていて、担いできた熊は1年かけて倒した相手らしい。
とにかく「馬鹿」な七緒は過去に芽衣に負けて修行に出たのだが、藤と一緒にいる芽衣を見て「今のお前に負ける気がしない」という。そして芽衣に勝負を挑み、俺が勝ったら付き合えと言いだした。そして負けたら藤と付き合うというわけのわからない条件を持ち出してくる。
藤は猛反対するが、自分の心に「迷い」を感じていた芽衣はその勝負を引き受けた。

勝負が始まるが、2人は互角で一週間も勝敗がつかない。
去年はあっさり勝てたのに、今回は勝てない。弱くなったなど言われたくはないが、芽衣は自分の強さに自信が持てなくなっていた。

そんな時、倒れた木材に下敷きになりそうだった女子生徒を芽衣が助けて芽衣は足を痛めてしまうが、それを誰にも言わないまま七緒との勝負に出た。
試合が始まってすぐに七緒と藤は芽衣の異変に気付くが、あえて言わなかった芽衣のことを考えて、七緒は容赦なく芽衣に挑んでいく。

そして七緒が勝利の「一本」を取ろうとした時———芽衣をかばうように、藤が2人の間に入っていた。
唖然とする七緒に、藤は盛大なビンタをお見舞いする。
怪我をしていようが体調の悪さを勝負に持ち込まないことはきっと心構えとしては正しい、けれど今は交際をかけての勝負だ。彼女になるはずの女の子が怪我をしているのに勝負を優先するなんて、男として格好悪い!

藤に一括された七緒は自分の負けを認めるが、負けた時の条件として七緒は藤と付き合うことに!?
そんなことはともかく、芽衣をかばった時に七緒の一打を藤は素手で止めたので、芽衣は藤の怪我の方を気にしていた。
これで藤に守られたのは3度目。しかも今回は怪我までさせた。思いつめる芽衣は、藤の手を握ってこう言った。

「今度の休日、君の1日を私にくれないか」

とても誤解されそうな言葉だが、芽衣は藤からの借りを返そうと、荷物持ちを申し出ただけなのだ。
そして共に出かけたは良いものの、何故か2人の傍には七緒が居た!?
馬鹿な七緒は芽衣が追い払い、雑貨店を見て回る2人。が、雑貨店なのに男の藤の方が馴染んでいて、女の芽衣の方が浮いている。その後も「好きな女に付き合っている」状態の芽衣は、これでは借りが返せないと落ち込むが、藤が嬉しそうなのが唯一の救いだった。

藤にお気に入りのお店を教えてほしいと言われた芽衣は、店ではないが今日の花火大会で花火の見栄えが良い展望台に藤を案内する。
展望台ではなく木の上になってしまったが花火を見る芽衣は、やっぱり藤君には水玉(それ)が似合う、と水玉模様の根付を藤にあげる。
笑顔を見せる藤となんだか良い雰囲気———だったのだが、再び現れた七緒に邪魔されて空気は台無し。けれど藤の笑顔を見て「嬉しい」と思ってしまう芽衣の心は藤に揺れてしまうのだった。

「今夜、裏山で肝試しをするの」という誘いを受け、断り切れずに肝試しに参加した芽衣。
ペアになった藤と崖下の川に落ちてしまい、芽衣と藤は近くにあった洞穴で助けを待つことに。
だが、この前出かけた時以来、芽衣は妙に藤を意識してしまう。
戸惑う中、藤がふいにこの山の怪談を知っているか?と話し出した。

お互いを想い合いながらも周囲に反対されて寄り添えず、2人で川に身を投げた男女が居たのだと言う。
しかし川に飛び込んで死んだのは女のみで、生き残った男は別の女と結婚した。それ以来その山では女の霊が出て、その霊を鎮めるために山のどこかに祠を作って祀ってあるらしい。

と言った矢先に、自分たちがいる洞穴に祠を発見。
動揺する藤と違って冷静な芽衣に「本当に幽霊とか怖くないのね」と藤は少し落胆する。
何もせずに静かに助けを待とう、ということになるが、洞穴にゴキブリが現れて藤はうっかり祠の人形を壊してしまう。
そのとたん祠から妙な気配が。
藤がとっさに持っていた手芸道具で人形を直してみるすと、妙な空気は収まった。

ほっとする藤を横目に、芽衣は「君といると怖いものも怖くなくなるな」と笑いだす。
肝試しも乗り気ではなかった芽衣が怒っているのかと思っていた藤は拍子抜け。
なぜ肝試しの参加を渋っていたのか?と藤が問うと、急に空が眩しく光った。雨が降り出し、雷が落ちたのだ。
少し我慢すれば雷も治まる、と思うが、芽衣はとっさに藤にしがみついてしまう。

芽衣が肝試しを渋っていたのは、今日は「雷雨」だという予報が出ていたから。
幽霊はともかく自然には勝てん」という芽衣に、藤は苦笑を浮かべる。

あたしといたら怖いものも怖くなくなるんでしょ?

そう言って藤は芽衣の手を握った。
こんな情けない姿を見せたくなかったけれど、藤君の隣は何故か落ち着く、と芽衣が思っていると、やがて雷は過ぎて、2人を探しに来た七緒にようやく見つけてもらえた。
とっさに「ありがとう」と言った芽衣だが、藤の笑顔を見て思わずそれ以上に「何か」を言いかける。

が、結局その先は続かないまま。
自分でも何を言おうとしたのかわからない芽衣は「いつか答えは出るのだろうか」と思いを馳せた。

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以上が1巻のネタバレです。
ありそうでなかった侍とオネェの恋はいかがでしたでしょうか?

普通のカップルとは少し違うけれど、青春を楽しむ2人に、思わず笑ってしまいます。
1巻ではくっつきませんでしたが、芽衣の「答え」が出た時、2人はどうなるのでしょう?

ほのぼの見守っていたくなる甘い青春。
興味を持ってくださった方は、ぜひ漫画の本編をご覧になってください!


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