『恋は雨上がりのように』の感想とネタバレや漫画試し読み

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恋に落ちる瞬間。
それは人それぞれ違うでしょうが、本当に何気ないことで恋をしてしまうこともあると思うのです。

今回ご紹介するのは「恋は雨上がりのように」という漫画です。
タイトルからしてラブストーリーですが、雨上がりと恋がどうつながるのか?

気になった方はぜひ最後までこの記事を読んでいってください!

まずはあらすじです。

☆☆☆

橘あきら17歳、高校2年生。
ちょっと感情表現が苦手で勘違いされやすいけれど、とてもさっぱりしていてクールな女子高生。
あきらは学校が終わった後、ファミレスへバイトに行く。
そこで待つのは、冴えないおじさんの店長。
お客にいつも頭を下げていて、従業員にも厳しい注意は出来なくて、それなのにあきらを惹きつける男。
店長と従業員、そして大きな年齢差を抱えるあきらの恋の行方はいかに———?

☆☆☆

では、これから1巻のネタバレになります!

「恋は雨上がりのように」第1巻ネタバレ

「本日の降水確率は10%。雨の心配はありません」

とある夏の日。
高校の授業が終わった橘あきらは、同じクラスの男子から声をかけられえるが、スルーしてさっさと出ていってしまう。
あきらがバスで向かうのは、バイト先のファミリーレストラン。

「フロアでは笑顔でニコニコ元気よく!」
バイト先のファミレスではそんな教訓があるものの、もともと無表情なあきらは少し「怖い」と思われがち。
お客さんからも「クールな子だね」などと言われつつ、あきらはファミレスでの仕事をこなしていた。
仕事仲間の久保さんは、店長を見て、あきらにこう呟いた。
「情けないわねー。ヘコヘコ若い客に頭下げてさ」
確かに温和な店長、近藤正巳は従業員の代わりにお客相手によく頭を下げる。けれど、店長である近藤が仕事場での失敗に頭を下げるのは当然。
頭を下げるのは仕方ないけれど、そういう人生が情けない
と久保さんは言う。
料理のトラブルがあっても、厨房のスタッフに厳しく注意をしたりもしない。

バイトの休憩中、控室であきらは店長と遭遇した。
パソコンに向き合う店長は、くしゃみもすごくおじさんっぽいし、頭には少し剥げができていたり。
けれど、あきらはそんな店長の姿を見ても「好き」だと感じていた。視線が、店長を追ってしまう。
ずっと見ていると、顔立ちのせいで「睨まないでくれよ」なんて店長は笑うが、あきらにそんなつもりはないし、好きだから見てしまうだけ。
そんなくだらない会話も、あきらの胸をときめかせる。
久保さんが「一生、店長で終わるタイプよ」と愚痴るように、店長に好意を抱く人はいない。
つまり、ライバルもいない

仕事が終わるころ、外は雨が降り出していた。
天気予報は大ハズレ。けれどあきらはちゃんと折り畳み傘を持っていて、店長に頭を下げてから帰っていく。
その時にたまたまクラスメイトの男子と会うが、あきらはやはり男子にはスルー。
雨が降る中、帰宅したあきらはシャワーを浴びる。あきらの右足には、大きな傷が残っていた。

翌日、放課後にあきらのもとに後輩がやってきた。
今度の大会で出場することになった、と報告してきた後輩に良かったねとあきらは笑う。
「これから外周? 今日は雨降らないよ」
唐突なあきらの言葉に後輩が首をかしげると、あきらは何気なく答える。
「足のキズ、痛くないから」
だから、昨日、雨が降ることもあきらはわかっていた。
あきらのキズを案じて不安そうな後輩に大丈夫と笑って、空を見上げるあきら。

「傷を負っても、雨が降っても……」

毎日は変わらずに過ぎていくから。
だから今日も、あきらはバイトへ向かうのだった。

ファミレスの店長、近藤正巳45歳、ファミレス店の店長6年目昇進の話は、まだない
今日も今日とてお客に頭を下げ、従業員相手にも謝りがち。

ある日、あきらがファミレスに行くと、控室に見知らぬ男の子が1人。
久保さんに聞くと、その子は「勇斗」という名前で店長の息子らしい。
店長に恋をしているけれど、結婚しているとは思っていなかったあきらは少しがっかり。
そんなあきらの気持ちは知る由もなく、あきらの休憩中に控室でリコーダーを吹きだす勇斗。
そんな勇斗を怒るかと思いきや、あきらはわざわざ店の外に出て、勇斗のリコーダーの練習に付き合ってあげたり。うまく出来た!と喜ぶ勇斗を見ていると、あきらも自然と笑っていて、店長が結婚していたことも仕方ないなと思ってしまう。
「あーあ……」という気持ちであきらが仕事に戻ると、久保さんはいつものように「情けないわねー」と店長の愚痴を呟いた。

「45歳、万年店長、おまけにバツイチ

その呟きに、あきらは驚く。
結婚をして子供がいるけれど、「」は店長に相手はいない。
まだ恋をしていていいのだろうか。そう考えるあきらの顔は、少し赤く染まっていた。

ある日のお昼休み。
お昼を食べながら、あきらは友達の話を聞いていた。
「山本先輩カッコイーよね!」
サッカー部の先輩を見て友達がはしゃぐが、あきらは特に興味はない。
そんなあきらは逆にどんなタイプが好きなのか聞かれる。

ちょっと寝ぐせがついてたり
たまにズボンのチャックが開いてたり
ストレスで頭に10円ハゲができてたり

店長のことを考えながら答えるあきらだが、あきらの友達にはわからない様子。
そんなあきらの背後で、前からあきらに好意を持っている男子生徒、吉澤が必死にアピールするのだが、相変わらずあきらはスルー。

その日のバイトで、あきらは他の学校のバイト仲間ユイに「あきらの学校に山本っていう人いるよね?」と聞かれる。
山本先輩は他の学校の人でも知っているくらい人気なのだ。
そこであきらはユイに好きなタイプを聞くと、ユイはファミレスの仕事仲間を相手として考えた時のことを答えた。どの人も嫌だしー、と言うユイに「じゃあ店長は?」と聞いてみるあきら。
ユイからの答えは「ヤダ! 店長なんかクサイんだもん!」
うっかりその言葉を店長に聞かれて焦るが、なんとか誤魔化す2人。

休憩中にあきらが控室に行くと、店長の椅子に店長のシャツが置いてあった。少しためらうものの、あきらは思わずシャツのにおいをかいでしまう。と、再びその現場を店長に見られるが
「何が臭いとかカッコイイとかは人それぞれだと思います!」
と答えるあきら。
友達からも「あきらのセンス謎すぎる!」と笑われるが、
店長の魅力はあたしだけが知っていればいい
そう思うあきらだった。

いつものバイト先のファミレスに、あきらのクラスメイトの吉澤もバイトとして働くことに。
必死にアピールする吉澤だが、彼に対するあきらの態度は変わらない。そんな吉澤をおもしろいとユイは笑う。

そしてバイト中、少し暇になったあきらとユイは「胸がときめくもの言いあいっこ」を始める。
フレンチトースト」「かぼちゃのプリン」というのがユイの答え。
対するあきらは「ピンクのガーベラ」「バラの香りのハンドクリーム」。
そんな2人に他の男性スタッフはマイナスイオンを感じるが、「福利厚生完全完備」という久保さんの割り込みで空気は台無し。

苦笑しながらあきらがフロアを見に行くと、出ていったばかりのお客さんがスマホを忘れているのに気付く。あきらが店長に渡して店長がお客を追うが、お客さんは自転車で行ってしまい、とても追いつけそうにない。
仕方ないから預かっておこう、と言う店長の傍にいたあきらは
この先の信号で引っかかれば追いつける
と思い、店長からスマホを受け取って走り出した。

その頃、店ではユイや吉澤があきらについて話していた。
あきらはすごく足が速くて、風を切るってああいうことかな、という吉澤に、男性スタッフは「じゃあ何故陸上部に入ったりなどしないのか?」と聞きだし、吉澤は半年前にあきらが怪我をしたことを話した。

颯爽と走るあきらは信号待ちで止まった自転車に追いつき、無事にお客にスマホを返せた。
その様子を見ていた店長はすごい! と喜ぶが、あきらは走ったせいで前に怪我をした右足を痛めてしまっていた
慌てて車を準備して、店長はあきらを病院へ連れていく。

あきらが通っている病院に連れていき、店長は先に店に戻ることに。
軽い炎症で手当てが終わったあきらは店に帰るが、松葉杖を使っているのでとても仕事は手伝えない。心配するユイに見送られながら、あきらは家に帰る。

家に帰ってから、あきらはぼんやりと店長のことを考えていた。
足を痛めたあきらに手を差し出し、体を支えて車に乗せてくれた店長。その時を思い出しているだけで、顔が赤くなってしまう。

ふと、あきらのスマホに知らない番号から着信が。
出てみると、それはあきらを気遣った店長からだった。

「何かあったら連絡してね。これ、俺のケータイ番号」

思いがけず店長の連絡先を知ってしまったあきらは、ドキドキしながら店長の番号を登録した。

後日、松葉杖をついて登校したあきらに、陸上部で友達だったはるかが慌てて駆け寄るが、あきらは大丈夫だと答えた。
そして、後輩が大会に出ることをはるかと話し、今度、部活見に行こうかなとあきらは笑った。

学校が終わった後、バイトをせずに帰宅したあきらだが、家では何もやることがない。
暇になったあきらがコンビニに行こうと家を出ると、あきらの家の近くで店長がうろついていた。
あきらの両親に怪我をさせてしまったお詫びをと店長は言うが、あいにく、あきらの母は仕事で不在。そこで店長はあきらを近所のファミレスに連れ出す。

あきらの足の怪我を気にする店長は、足の指の爪に塗ったペディキュアを怪我のせいなのかと勘違いして慌てだす。
そんな店長を見てあきらは思わず笑ってしまった
あきらが笑うのを見て、店長はあきらがいつもと違ってやわらかい印象だなと呟き、少し安心したようだった。

あきらのためにドリンクバーに行った店長は、他のファミレスの陳列を気にしながら飲み物を持ってくる。
そしてテーブルまで戻った時、あきらは席に座ってじっと外を見つめていた。その姿を見て店長はふいにデジャヴを感じるが、あまり気にしないまま席に戻った。
あきらが見つめていた外に視線を移し「ここは賑やかだから、わざわざウチの方でバイトをしなくても、ここならなんでもあるじゃない」と呟いた。
その言葉に、あきらは「ここには何もないです」と答える。
店長がいなければ意味がない。そんな気持ちで言ったのだが、店長は「どこに何があるの?」と不思議そう。
そんな店長を見て、あきらは思わず言ってしまった。

「あたし、店長のこと好きです」

言った後ではっとするが、あきらの予想と違って、店長は
「本当に? ありがとー! 俺、てっきり橘さんに嫌われてると思ってたよ」
と嬉しそうに笑う。

好きだと言ったのに「ありがとう」で終わってしまってあきらは少しモヤモヤ
学校で友達に相談しようとするが打ち明けられず、あきらはネットの相談広場に

「好きな人に好きだと告白したのだがありがとうで終わってしまった。私の気持ちは伝わっているのでしょうか?」

と相談する。
「わからないフリをしてフられたのでは?」という意見がある中、店長が最近自分のことを気にかけていることを吉澤から聞き、それも追加で書くと、「相手もあなたに好意を持っているのだと思います」という答えも。
「恋ははじまったばかりです。頑張って!」
その言葉に励まされ、あきらは気持ちを持ち直す。

その日の放課後、あきらはなんとなく陸上部に顔を出してみた。
はるかや後輩が練習する様子を見て、あきらはかつての自分と重ねてしまう。
自分もそこにいるはずだった。
そんなことを考えてしまい、あきらはもう帰ろうと思う。
すると陸上部の皆は終わった後にファミレスに行くつもりだけどあきらも行かないかと誘ってきた。
その話からあきらがファミレスで働いているという話題になり、あのブアイソな橘先輩が!? と皆がざわつく。

じゃあ、そのファミレスに行ってみようよ! と何気なく言われた言葉に、あきらはおもわず「だめ。来ないで」と言ってしまう。言った後ではっとして、あきらは慌ててその場を後にする。

あきらが立ち去った後に、雨が降り出した。

仕事の休憩中だった店長は、雨に気付いて外を覗いた。
すると、傘もささずに歩いてくるあきらに気付く
びしょ濡れのあきらに「とにかく中に入りなよ」と店長が言うと、あきらは一度目を閉じて、再び店長を見つめ、口を開いた。

「あなたのことが好きです」

あきらの言葉に店長はとっさに何も言えず、去っていくあきらの姿を無言で見つめる。

陸上部にいた時、あきらは先輩からも期待されている存在だった。
男子とはる程の走りを見せるあきらは、次の記録会に向けて日々、練習に励んでいた。
先生からスターターのピストルを使っていいと言われ、少し足に違和感を感じながらも、あきらはタイムを計ることに。
何気なく、いつものように走り出すあきら。
だが唐突に足に痛みを感じ、あきらは倒れてしまう
病院に行った結果、あきらはもう走れなくなり陸上部を辞めることになってしまった。

学校には戻ったものの、陸上部の友達を見かけても声をかけられず、あきらは一人ぼっち
そんな時、あきらが外を歩いているときに雨が降り出した。雨宿りのために何気なくファミレスに入り、あきらはぼんやりと雨の降る外を見つめる。
すると、店長がコーヒーを持ってきた。
頼んだ覚えがないと伝えるが、店長はサービスです、と笑った。

「ただ雨がやむのを待っているだけじゃつまらないでしょう」

そんな言葉に、あきらは戸惑いながら「ありがとうございます」と答える。
コーヒーを受け取ったものの、ブラックでは飲めないでいるあきらに、ブラックが苦手だと気付いた店長は、ぱっと手品でミルクを差し出して見せる。
「きっと、すぐやみますよ」
そう言って離れていった店長は、またすぐそうやって、と他の店員に怒られるが、頭を下げて誤魔化す。
あきらがコーヒーを飲み終わった頃、外に出ると、雨はやんでいた

それが、あきらと店長が出会った時であり、あきらが店長に恋をした瞬間だった。

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以上が1巻のネタバレになります。
いかがでしたでしょうか?

ここまで読んでくださった方には、この物語のタイトルの意味がわかったかと思います。
主人公のあきらが恋に落ちる瞬間が最後に描かれていますが、そのきっかけは本当に些細な事です。

店長のちょっとした気遣いが、落ち込んでいたあきらを救い前に進む力になった。
とてもロマンチックで素敵ですよね!

過去と今を交えながら店長に想いを伝えたあきらですが、
その想いを知った店長はどんな反応を見せるのか―――
続きがすごく気になります!

私と同じように「続きが気になる!」と思ってくださった方、ありがとうございます。

漫画の作品を文章で紹介しても、文字では伝わらないことも多いです。

不器用なあきらが見せる笑顔。
店長に対する想いに顔を赤くする姿。

ぜひとも漫画で見てほしいです。

興味を持ってくださった方は、本編をご覧になってみてください!


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