不機嫌なモノノケ庵のネタバレや感想と1巻無料試し読み紹介

不機嫌なモノノケ庵

「妖怪」という言葉を聞いたとき、皆さんは何を思い浮かべますか?

おどろおどろしい骨髑髏? 不気味な一つ目の提灯?
人を呪い殺す悪霊。地獄へと引きずり込む悪魔。

なんにせよ、人間とは違う存在を考えますよね。

けれど、そんな妖怪たちにも感情があり、喜怒哀楽の心を持っていたら……。
負の印象を持たれやすい妖怪ですが、彼らも一つの命として存在し、人間との間に物語が生まれる。
「妖怪」と「人間」とのやり取りをハートフルに描いた作品。
それが「不機嫌なモノノケ庵」です。

不機嫌なモノノケ庵のあらすじ

まずは物語のあらすじをどうぞ。

☆☆☆

「妖怪なんて空想の生き物、実際には存在しない。俺もそう思っていた」

高校1年の芦屋花繪はひょんなことからモジャモジャの妖怪に憑かれ、体調が悪くなっていた。
そのモジャモジャは他の人間には見えていないらしく、芦屋はすがる思いで「妖怪払いのバイト募集」というチラシの連絡先へ電話をした。
呼ばれた先で待っていたのは、和服を着た上から目線の安倍晴齋という青年だった。
妖怪を払う代わりにバイトとして働けと言われた芦屋は嫌々ながらも働くことに—-?

☆☆☆

果たして芦屋は妖怪から離れられるのか?
そして芦屋が迫られた「妖怪払いのバイト」とは?

優しく穏やかな妖怪との物語を読んでみたいという方にお勧めしたい作品です。

無料試し読みサイト

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不機嫌なモノノケ庵のネタバレ

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興味を持ってくださった方は、ぜひこの後のネタバレも目を通してみてください。

「不機嫌なモノノケ庵」第1巻ネタバレ

芦屋花繪(あしやはなえ)15歳。
高校に入学して以来、モジャモジャの妖怪に憑かれてしまい、芦屋は藁にも縋る想いで「妖怪払いのバイト」という募集へ電話をかけた。
そこで芦屋は安倍晴齋(あべのはるいつき)と会い、モジャの妖怪を払ってもらうことに。

妖怪を払う前に、安倍はあることを芦屋に問いかけた。

「殴られても蹴られても、なぜこの妖怪がお前に憑いていたかわかるか?」

答えられない芦屋に、安倍は静かに語り出す。

この現世(うつしよ)で妖怪が見える人間はほとんどいない。
現世にいる限り、妖怪は「孤独」なのだ。
そんな現世で自分を無視しない芦屋に出会えて嬉しかったのだと。

モジャの妖怪の気持ちを安倍から聞き、芦屋はモジャを隠世(かくりよ)へ返すため、人間と遊びたがっていたモジャとたくさん遊んだ。
そして元の大きさまで戻ったモジャは、安倍が出した隠世の扉から妖怪が暮らす隠世に帰っていった。

妖怪にもちゃんと人間のような感情がある。
それを知って少し妖怪を理解できた芦屋だが、安倍はそれより妖怪を払った代金100万を払えと芦屋に迫ってきた!
そんなお金は高校生の芦屋が持っているはずもなく、芦屋は強制的に安倍の元でアルバイトとして働くことになる。

モジャの妖怪から解放されて、ようやくクラスへ登校できるようになった芦屋。
知り合いがいない学校で若干の不安を感じる芦屋だが、なんと同じクラスに安倍の姿が!?
安倍が同じ歳だったことに驚きながらも「知り合い」が居て安堵する芦屋だが、安倍は授業中も寝てばかりだし、学校にも普通に妖怪がいることに気付く。
すっかり妖怪が見える体質になってしまった芦屋に、安倍は一つ忠告をした。

「俺が受けた依頼以外の妖怪は見えないふりをしろ」

安倍は妖怪を払う力があるが、隠世の扉は1日に2回しか開けられないため、手当たり次第に妖怪を払っていたら体がもたないのだと。
それを聞かされた芦屋だが、昼食を買いに行った際に人間に憑いている妖怪を見つけ、つい手を出してしまう。

その結果、安倍も巻き込んで「ギギギ」と鳴く一つ目の妖怪にさらわれた2人。
そこで出会ったのは、三つの目を持つギギギの妖怪の親分だった。
三つ目の妖怪は安倍が物怪庵の主であることを知ると、自分たちを隠世に払ってほしいと言ってきた。

その願い通り、安倍はギギギの子分たちを隠世へ払うが、親玉の妖怪は寄生樹という病に捕らわれていたためその場を離れられず、隠世に行ったのは子分たちだけで、扉は閉まってしまう。

それは望んだ別れではないが、寄生樹に捕らわれた親分にはこうすることしかできなかったのだ。
安倍は寄生樹のことを知っていたので最初からそのつもりだったが、それを聞かされた芦屋は怒って反論した。

「黙っていなくなるなんて卑怯だ」

そう言う芦屋に、親分も痛切に呟く。
もし望めるのならば、体を半分に引きちぎってでも一緒に隠世に行きたかった、と。
その言葉を聞いて、安倍は一つ提案を出した。

安倍が持っていた薬は、飲めば一時的に寄生樹を弱らせることが出来る。が、その効果の代わりにショックで死ぬものもいるほどの激痛が走る。
それでも隠世へ行きたいか?と問う安倍に、親分は「飲む」ことを決意した。

激痛に苦しみながらも耐え忍び、安倍と芦屋は親分も共に払うことが出来た。

ありがとう

そう言ってギギギの妖怪たちは笑顔で隠世へ帰っていった。

が、その直後、安倍が急にその場に倒れた。
突然のことに混乱する芦屋だが、安倍は猛烈な眠気に襲われていただけらしい。
隠世の扉を1日に2回しか開けないのは、2回扉を開くと安倍がこの状態になってしまうからなのだ。

眠気に抗いつつ、安倍は「モノノケ庵」を呼ぶ。
モノノケ庵は安倍の声に従って、扉があればどこにでも現れる、和室の姿をした「妖怪」らしい。
モノノケ庵に安倍が入れたのを確認した芦屋は、モノノケ庵の扉を通じて家に帰り、バイト初日を無事に終えることが出来た。

翌日、学校に安倍は姿を見せなかった。
安倍が倒れたことを知っている芦屋は不安になるが、学校が終わって芦屋が教室を出ると、教室の扉の先はモノノケ庵につながっていて、安倍は当然のようにそこに居た。

他の人間に観られたら云々という芦屋の抗議はさらりと流され、安倍は次の仕事を芦屋に伝える。
感情を表せない妖怪が、自分の感情を伝えるために必要な「仮面」を現世に落としてきてしまったというのだ。
喜怒哀楽の「喜」を見せる仮面は、きっと近くにいた人間にとりついている。その仮面を外す方法は、仮面に「泣き顔」を見せること。涙もろい芦屋は仮面を取り返すにはうってつけなのだ。
安倍の命を受けて「フランダースの犬」の絵本を片手に、芦屋は1人で妖怪が仮面を落とした神社に向かう。

果たして芦屋は1人で「お使い」という名の仕事をこなし、無事に仮面を取り戻せるのか―――?

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ここまでが「不機嫌なモノノケ庵」1巻のネタバレです。
いかがでしたでしょうか?

最初は妖怪を怖れていた芦屋が少しずつ妖怪を受け入れ、安倍と共に依頼を解決していく姿は見ていて応援したくなりますね。
安倍も「人間」は「妖怪」を受け入れず、芦屋も同じように逃げるだろうと思っていましたが、芦屋の変化を傍で見て、少しずつ考えが変わってきているようです。

芦屋が妖怪が見えるきっかけになったモジャの妖怪や、ギギギの親分など、妖怪たちの姿は文字では表せません。文章では書いていないですが「モノノケ庵」自体も意志を持つ妖怪なので、安倍や芦屋と会話もできます。
共に笑顔で隠世に帰っていった妖怪たちが、どのような姿で、どのような笑顔を見せたのか? モノノケ庵との意思疎通の方法は?

気になった方はぜひ、上のリンクより漫画の本編を読んで確かめてみてください。


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